2009. 05. 11
ピロリ菌について その4:ピロリ菌の除菌方法
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除菌方法:アモキシシリン・クラリスロマイシン(抗生物質)に、PPI(胃薬)を併用して1週間、服用します。 ↓ 内服終了後、8週間以上経過してから除菌が成功したかどうかを尿素呼気試験により調べます。 正しく薬を服用すれば、85%の確率で除菌は成功します。 ただし、喫煙される方は除菌率が10%程度低下します。 上記の方法で失敗した場合、クラリスロマイシンをメトロニダゾールに変更して もう一度だけ除菌のチャンスがあります。 2回目の治療が失敗した場合、生き残った菌は薬に耐性を持つため、当院では3次除菌は行っていません。 この場合、ピロリ菌の活動性を抑制する胃薬の継続服用をお勧めします。 費用:3000円〜6000円(保険診療・3割負担の場合) ※診察料(初診料または再診料)は別途
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