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頚動脈狭窄病変のスクリーニング検査には頚動脈エコーが有用です。 頚動脈エコーとは? 首には太い頸動脈(総頚動脈・内頚動脈・外頚動脈・椎骨動脈)が頭に向かって流れています。 超音波で頚動脈の血管壁の状態と血流を観察します。 頚動脈狭窄病変は脳梗塞や一過性黒内障などを発症する原因になります。 特に不安定プラークや血栓、中等度以上の血管狭窄は大変危険です。 受ける必要があるのは? ・動脈硬化があると考えられる方(高血圧・高脂血症・糖尿病・喫煙者・肥満などの方) ・狭心症・心筋梗塞や慢性腎臓病の方 ・頭部CTやMRIで虚血性変化を指摘された方 ・脳梗塞や脳出血の既往がある方など 検査方法:仰向けに寝た状態で枕を外し首の部分にゼリーを塗りプローブをあてて検査をします。 検査時間:5分程度 対応時間:診療時間内随時、予約可 検査でわかること:動脈硬化の程度・血管のつまり具合・プラークの有無などから アテローム血栓性脳梗塞発症の危険性を評価します。 検査費用:1050円(保険診療・3割負担の場合)
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