2009. 10. 23
肺炎球菌ワクチンについて
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最近、肺炎球菌ワクチンについての問い合わせが多いため記事にしました。 急性肺炎の起因菌の約4割は肺炎球菌です。 そこで慢性呼吸器疾患・慢性心疾患・慢性腎臓病などの患者や高齢者、 その他体力が低下し感染症に罹り易い状態と考えられる人などを対象に 肺炎球菌ワクチンを接種する事が勧められています。 諸外国ではインフルエンザワクチンなどと同様に一般的に接種されています。 日本ではワクチンの知名度の低さと比較的費用がかかる事(一般的には7000円〜8000円) などから、これまで接種率が低かったのが実情です。 しかし最近はメディアで話題になった事、1回の接種で5〜7年有効である事、 自治体によっては費用の助成がある事などから普及しつつあります。 肺炎球菌ワクチン接種について 製品名:ニューモバックスNP 接種期間:随時 予約について:要予約 投与法:0.5mlを皮下あるいは筋肉注射 接種費用:5000円(ワクチン接種は自費のため、医院によって異なります。) ※再接種は現在のところ認められていません。
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